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【資格】デザイナー系の就職で有利な資格は?

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デザイン系の仕事や資格は色々あります。

「デザイン系の仕事に興味があるけど、よく分からない…」
「デザイン系の資格って必要なのかな?」

そのような悩みを抱える方も、多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、デザイナー系の就職におすすめな資格を紹介していきます。
少しでもご参考になれば幸いです。

目次

    デザインとは?

    まずは、簡単にデザインという言葉を確認していきましょう。

    そもそも、デザインという言葉は、英語だと「Design」という英単語です。
    少し意外かもしれませんが「設計」という意味を持ちます。

    そのような語源もあって、デザインは複数の意味を持ちます。

    1. 実用面などを考慮して造形作品を意匠すること
    2. 図案や模様を考案すること
    3. 目的をもって具体的に立案・設計すること

    (参考:デジタル大辞泉

    一般的に、商品デザイン、チラシデザインなど、モノづくりの印象が強いかもしれません。
    ですが、実際には、「問題解決や目的達成のための設計」という意味合いも持ちます。

    例えば、最近は仕事の選び方のことを「キャリアデザイン」と呼んだりしますよね。
    そのような、実際に物を作ること以外にもデザインという言葉が使われます。

    結局のところ、デザインという言葉は色々な意味で使われるので定義しにくいものです。
    ただ、「設計」という言葉の通り、目的に応じて物を作る力が求められるでしょう

    デザインの仕事の一例

    では、実際にデザイン系の仕事を一覧で見ていきましょう。

    …と言いたいところですが、先ほどの言葉の意味と同じように、仕事も多種多様です。

    • インテリアデザイナー
    • ファッションデザイナー
    • インダストリアルデザイナー
    • エディトリアルデザイナー
    • ディスプレイデザイナー
    • ブックデザイナー
    • UI/UXデザイナー
    • 3DCGデザイナー
    • キャラクターデザイナー

    本ブログは、パソコン系ブログですので、そのような分野から一例を紹介していきます。

    グラフィックデザイナー

    グラフィックデザインとは、
    「平面上の文字や画像、配色等を使用し、情報を伝達する手段として作られたデザイン」
    という意味の言葉です。

    一言で言うと、伝えたい情報をデザインにして表現する仕事です。

    少し難しい言葉ですが、簡単に言うとチラシなどのデザインのことです。
    雑誌や新聞の広告、パッケージや看板、チラシなどをデザインする仕事になります。

    また、紙だけなく画面上の画像などを作成する場合もあります。
    例えば、ゲーム業界などでは、2Dグラフィックデザイナーという職種もあります。

    Webデザイナー

    Webデザインとは、
    「パソコンやスマホで見られるように情報と見た目を整理したデザイン」
    のことです。

    一言で言うと、情報をネット上で見れる形にデザインする仕事です。

    もう少し簡潔にまとめると、Webサイトを制作する仕事です。
    Webサイトは、今ご覧になっている、このブログのようなものです。
    詳しくは、↓こちらの記事でも解説してます。

    実際にWebサイトを制作する際には、HTML/CSSという言語を使います。
    HTMLがどんなものか知りたい方は、↓の記事をご覧ください。

    ネットが普及した現在では、需要が高まっていくデザイン職と言えるでしょう。

    色々なデザイン系の資格

    多様なデザイン職でも、面接などで一定のスキルを証明する場合があります。
    ここからは、デザイン系の資格で、一定の知名度があるものをご紹介します。

    色彩検定

    試験概要 色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験
    等級 3級・2級・1級・UC級
    受験資格 なし
    試験方式 マークシート方式、一部で記述・実技あり
    検定料(税込)
    (2022年時点)
    3級…7,000円
    2級…10,000円
    1級…15,000円 ※1次免除者も同じ
    UC級…6,000円
    受験地 希望エリアにもとづいた公開会場で受検
    合格率
    (2022年時点)
    3級 / 76.8%
    2級 / 77.9%
    1級 / 52.7%
    UC級 / 89.7%
    合格ライン 満点の70%前後、問題の難易度により多少変動

    詳しい情報が乗っている公式ホームページは、こちらから。

    色彩検定は、色に関する検定です。
    特定のデザイン職だけでなく、幅広い分野に活用できる資格です。

    すべての等級で受験資格がないため、誰でも受験できます。
    1級のみ2次試験までありますので、その点だけご注意ください。

    アドビ認定プロフェッショナル

    試験概要 Adobeソフトに関する知識やスキルがあることを証明する資格
    等級 なし
    受験資格 なし
    試験方式 パソコン上での試験(CBT形式)
    検定料(税込)
    (2022年時点)
    一般価格…10,780円
    学割価格…8,580円
    受験地 全国のオデッセイコミュニケーションズ試験会場
    合格率 非公開
    合格ライン 1000点満点中、700点以上

    詳しい情報が乗っている公式ホームページは、こちらから。

    Photoshop や Illustrator を提供している、Adobe公式の資格です。
    3つの科目があり、それぞれ Photoshop、Illustrator、PremierePro の資格になります。
    合格率については不明で、おそらく非公開のようです。

    以前は、アドビ認定アソシエイトだったものが名称を変えたようです。

    ウェブデザイン技能検定

    試験概要 ウェブデザインの知識・技能・実務能力を問う検定
    等級 3級・2級・1級
    受験資格 細かい条件あり
    試験方式 筆記試験(マーク方式)・作業実技・ペーパー実技
    検定料(税込)
    (2022年時点)
    1級…学科 8,000円 / 実技 25,000円
    2級…学科 7,000円 / 実技 16,000円
    3級…学科 6,000円 / 実技 8,000円
    受験地 主要な都道府県
    合格率(推定値) 1級…10~20%
    2級…30~40%
    3級…60~70%
    合格ライン 学科…70点以上(100点満点)
    実技…70点以上(100点満点+各作業分類で配点の60%以上)

    詳しい情報が乗っている公式ホームページは、こちらから。

    Web業界唯一の国家検定です。
    検定料も他の試験に比べると高めに設定されています。

    受験可能な場所は、すべての都道府県ではありませんので、ご注意ください。

    Illustrator クリエイター能力検定試験

    試験概要 Illustrator の活用能力を測定・評価する資格検定試験
    等級 スタンダード
    エキスパート
    受験資格 なし
    試験方式 実技問題・実践問題
    (エキスパートは知識問題も含む)
    検定料(税込)
    (2022年時点)
    スタンダード…7,600円
    エキスパート…8,600円
    受験地 全国各地の試験会場で受験可能
    (個人または団体で受験可能)
    合格率 72.8%
    (2020年度平均)
    合格ライン ◇ スタンダード
    実技問題の得点率65% 以上、かつ実践問題の得点率70% 以上
    ◇ エキスパート
    知識問題・実技問題の得点率65% 以上、かつ実践問題の得点率70% 以上

    詳しい情報が乗っている公式ホームページは、こちらから。

    Illustrator の基本操作を理解していることが証明できる資格です。
    全国各地で受験することが可能なので、地方でも受験しやすい資格ですね。

    等級としては、スタンダードとエキスパート、2つのレベルに分かれています。
    両方に実践問題があり、実際にチラシなどの制作物を完成させることになります。
    実際に物を作る力が試されるので、実務にも活かせるスキルが身に付きます。

    Photoshop クリエイター能力検定試験

    試験概要 Photoshop の活用能力を測定・評価する資格検定試験
    等級 スタンダード
    エキスパート
    受験資格 なし
    試験方式 実技問題・実践問題
    (エキスパートは知識問題も含む)
    検定料(税込)
    (2022年時点)
    スタンダード…7,600円
    エキスパート…8,600円
    受験地 全国各地の試験会場で受験可能
    (個人または団体で受験可能)
    合格率 73.9%
    (2020年度平均)
    合格ライン ◇ スタンダード
    実技問題の得点率65% 以上、かつ実践問題の得点率70% 以上
    ◇ エキスパート
    知識問題・実技問題の得点率65% 以上、かつ実践問題の得点率70% 以上

    詳しい情報が乗っている公式ホームページは、こちらから。

    Photoshop の基本操作を理解していることが証明できる資格です。
    試験要項は、Illustrator クリエイター認定試験とほとんど同じです。
    こちらの試験も、実践問題を通して実務に活かせるスキルが身に付きます。

    資格試験の学習方法

    これまで見てきた資格は、いずれも試験用のテキストが用意されています。
    ですので、基本的にはテキストに沿って学習することになります。
    また、模擬試験が用意されている場合は、そちらも解くようにしましょう。

    パソコンで受験可能なCBT形式については、パソコン上で模擬試験が行えます。
    ですので、本試験とほとんど同じような形で何度も練習を重ねることができます。
    その点では、筆記試験よりも練習しやすいかもしれません。

    詳細については、公式から出ている情報をご確認ください。

    自分の目的に合う試験を選ぼう

    資格を取るとき、合格することが目的になりがちです。
    その後、どう資格を活かしたいのかを考えて受験を考えましょう。

    なお、当パソコンスクールは、Illustrator、Photoshop の学習から資格取得を行えます。
    仙台でパソコンの基本から資格取得を目指したい方は、チェックしてみてくださいね。

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