求人票を見ていて、「エクセル・ワードできる方」という文字を見かけることがあります。
また、ハローワークの場合は、「基本的なPCスキル」という欄が用意されていたりもします。
このスキルの基準はどの程度なのか、意外と分からない方も多いかもしれません。
このページでは、ハローワークの基準表を元におおよその目安をまとめてみました。
ワードとエクセルが使える目安は?
さて、早速ですが結論です。
次のようなことができれば、ほとんどの場合は問題ありません。
ワード
- マウスを使うことができる。
- Wordの起動・終了ができる。
- 文字入力ができる。
- 文字の削除・挿入ができる。
- 移動・コピーができる。
- 文字のサイズ変更等、書式の設定ができる。
- 表の挿入・表の編集ができる。
- ファイルの保存・ファイルを開く操作ができる。
- 印刷の設定・実行ができる。
エクセル
- Excelの起動・終了をすることができる。
- データの移動・コピーができる。
- 文字の削除・挿入・編集ができる。
- 演算記号(+ - * /)を使った計算式を入力することができる。
- オートフィル機能(データの自動入力)を使うことができる。
- 表の作成・編集ができる。
- グラフの作成、編集をすることができる。
- SUM関数・AVERAGE関数を使った計算式を入力できる。
- 印刷の設定・実行ができる。
以上の項目が全てできれば、「事務的な仕事をするうえでの基本操作は十分」だそうです。
いかかでしょうか。
実際に箇条書きにしてみると基本だけでも問題ないことが分かります。
とは言っても、業務内容によって必要な能力はもちろん変わってきます。
「本当に基本的な能力だけで大丈夫なのか?」
「資格を持っていた方がいいんじゃないか?」
そのような不安を持つ方のために、少しMOSについても触れてみようと思います。
MOSがあれば大丈夫?
エクセルやワードの能力を測るための、MOSという資格があります。
恐らくこの記事を見ている方は、多少聞いたことはあると思います。
MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)は、パソコンスキルを客観的に証明できる国際資格です。
一応、世界で通用する資格になってます。詳しい内容はMOSの公式サイトから確認できます。
この資格が必要か不要かは場合によるので断言できませんが、基本操作を全てマスターしたい方であれば、受ける価値はあると思います。
とは言っても、資格を取ってすぐに使うとは限りません。
また、使わない期間が空いてしまうと忘れてしまう可能性もあります。
ですので、自分に必要なスキルなのか、今のタイミングでとるのがベストか、を考慮して受験を検討してみると良いと思います。
まとめ
ということで、「エクセル・ワードができる方」がどの程度なのか?問題でした。
まとめてみましたが、結局のところ、目安は目安でしかありません。
これができればOKというものが、必ずあるわけではありません。
ですが、学習をすることで一定の知識、そして自信が得られることが多いです。
直接の結果につながらなくても、行動したことへの自信は残ります。
資格やスキルアップを考える際には、結果以外にも目を向けると良いかもしれません。
以上、あなたの参考になれば幸いです。
エクセル・ワード以外に、IllustratorやPhotoshopの資格を取るという手もあります。
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