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【Excel・初心者向け】空白行を削除して詰めるには?

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Excelで表を作っていると、不要な行が出てくるかもしれません。

「たくさんの空白行を簡単に消したい」
「値が無い行をすべて消したい」

そんなときには、「空白セルの自動選択」を使うと便利です。

本記事では、初心者向けにExcelでの空白行の削除方法を説明していきます。
たくさんの空白行を簡単に消したい方は、参考にしてみてください。

目次

    作業の流れ

    そもそも、Excelに「空白行を削除する」という機能があるわけではありません。
    ですので、セルの自動選択を賢く使って、空白行を削除していきます。

    空白行を削除するには、2つの手順が必要です。

    まずは、空白セルを自動選択
    そして、選択したセルを行ごと削除
    という流れです。

    では、これらの手順を1つずつ確認していきましょう。

    空白セルを自動選択するには?

    それでは早速、空白セルを自動選択する方法を見ていきましょう。

    Excelには、「条件を選択してジャンプ」という機能があります。
    この条件を「空白セル」にすることで、すべての空白セルが選べます。

    実際に、次の手順で操作してみましょう。

    1. 空欄のある列を選択
    2. [ ホーム ]をクリック
    3. [ 検索と選択 ]をクリック
    4. [ 条件を選択してジャンプ ]をクリック
    5. [ 空白セル ]を選択
    6. [ OK ]をクリック

    Excelは、選択された範囲から自動で空白セルを選びます。
    そのため、最初に範囲を決める必要がある点に気を付けましょう。

    これで、空白セルを一発で選択することができました。
    ですが、現在選択されているのは「行」ではなく「セル」です。

    ですので、ここから行ごと削除する方法を見ていきましょう。

    行を削除するには?

    行を削除するには、右クリックから「行全体」を選んで削除します。

    実際には、次の手順で操作します。

    1. セルを選択
    2. 選択したセルを右クリック
    3. [ 削除 ]をクリック
    4. [ 行全体 ]を選択
    5. [ OK ]をクリック

    このように、1つのセルを選択するだけでも行を削除できます。
    右クリックは、「選択したセルの上で押す」という点に気を付けましょう。

    空白行を消して詰める方法

    それでは、本題に入りましょう。
    空白行を消して詰めるには、次の流れで操作します。

    空白セルを自動選択 ⇒ 行全体を削除

    手順としては、ここまで見てきた2つの操作を続けて行うだけですね。
    やることは多いですが、理解すれば意外と難しくないはずです。

    では、次の手順で操作しましょう。

    1. 空欄のある列を選択
    2. [ ホーム ]をクリック
    3. [ 検索と選択 ]をクリック
    4. [ 条件を選択してジャンプ ]をクリック
    5. [ 空白セル ]を選択
    6. [ OK ]をクリック
    7. 選択したセルを右クリック
    8. [ 削除 ]をクリック
    9. [ 行全体 ]を選択
    10. [ OK ]をクリック

    不要な行が削除されていればOKです。

    この方法は、たくさんの空白セルがあっても一回の操作で消すことができます。
    分量が多い表には、特に役立つので覚えておきましょう。

    値の無い行を削除する方法

    同じ方法でも、選択範囲を変えると違った結果になります。
    仮に、合否列を選択すれば、合否の値が無い行を消すこともできます。

    どの列の空白セルを探したいのか、考えながら操作しましょう。

    初めに必ず範囲を選択しておく

    空白セルの選択で大切なのは、範囲の選択です。
    範囲を適切に設定することで、正しく行を削除できます。
    選択範囲に気を付けながら、実際に試してみましょう。

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